麻雀役を全て覚えようとすると、多くの時間が掛かります。
そのため、手っ取り早く、最低限遊べるようになりたいという人は少なくありません。
そのような方へ、最低限遊べて、かつ、覚えやすい麻雀役をまとめました。
これだけ覚えたら、早速、麻雀で遊びましょう!
アガりの前提
麻雀のアガり形は、4面子(メンツ)1雀頭(ジャントウ)です。
(特殊役を除く)
雀頭:同一牌の2枚組
面子:同一牌の3枚組または連続する3枚組
どの役を目指す際も、4面子1雀頭を目指しましょう!
おすすめ麻雀役
リーチ
リーチの条件等
自分が鳴いていない時にテンパイした場合、「リーチ」を掛けれます。
その状態でアガると、リーチの役が付きます。
リーチの掛け方は、以下の手順です。
①「リーチ!」と発声する。
②牌を横向きに捨てる(次巡以降は再び縦向きに捨てる)
③場に1000点を出す。
手順がやや煩雑ですが、
「鳴いていない」「テンパイした」「1000点を持っている」だけで役が作れます。
形をアガり形に持っていくだけなので、
他の役を全く知らなくても、この役だけ知ってたら、結構遊べます!
特殊な手順なので、念のためリーチ後の画像を示しておきます。
注意点として、リーチ中は、
「アガる」か「ツモ切り」か「暗カン」しかできなくなります。
画像の場合は、青色の4か7を自分で引いた時(同じ牌を4枚揃えた時)、
「暗カン」をすることができます。
リーチ中は「カン」するのが無難ですので、積極的に行いましょう!
リーチの翻数
門前時:1翻
副露時:不成立
(門前:自分が鳴いていない状態、副露:自分が鳴いている状態)
リーチは、門前限定の役です。
鳴くとリーチができなくなるので、ご注意ください!
補足として、リーチを掛けてアガった場合、
「一発」と「裏ドラ」による、打点の追加が期待できます。
【一発】
リーチを掛けた後、
誰にも鳴かれず、次の自分のツモまでにアガった場合、
「一発」という1翻の役が追加されます。
(自分のツモまでが対象)
【裏ドラ】
リーチを掛けた状態でアガると、ドラが追加されます。
通常のドラ表示牌の裏にある牌が、追加のドラ表示牌です。
トイトイ
トイトイの条件
面子の部分が、全て同一牌の3枚組になっているとトイトイになります。
トイトイの翻数
門前時:2翻
副露時:2翻
基本的には、鳴いて作る手です。
自分が同じ牌を2枚持っていて、他のプレイヤーが同じの牌を捨てた場合、
「ポン」と発声すれば、その牌を貰って面子にすることができます。
同じ牌を2枚揃えて、「ポン」「ポン」していればアガれるので、
覚えるのが非常に簡単な、初心者向けの役と言えるでしょう!
ちなみに、4つの面子部分を、全て自分のツモだけで完成させてアガると、
「四暗刻」という役満になります。
ホンイツ/チンイツ
「ホンイツ」と「チンイツ」は別の役ですが、
非常に似通っているので、同じ項目で解説します。
ホンイツ/チンイツの条件
【ホンイツ】
「同じ種類の数牌」と「字牌」を使ってアガるとホンイツになります。
面子は、同一牌の3枚組でも連続する3枚組でも構いません。
【チンイツ】
「同じ種類の数牌」だけを使ってアガるとチンイツになります。
面子は、同一牌の3枚組でも連続する3枚組でも構いません。
これら2つの役の相違点は、字牌を使っているかどうかです。
ホンイツ/チンイツの翻数
【ホンイツ】
門前時:3翻
副露時:2翻
【チンイツ】
門前時:6翻
副露時:5翻
多くの場合は、鳴いて作る手です。
トイトイの章で説明した「ポン」に加えて、
「チー」によっても、面子を作ることができます。
「チー」は、連続する3枚組に足りなかった牌を、
自分の上家(左手側)が捨てた場合、「チー」の発声後、
その牌を貰って面子にすることです。
同じ色を集めればいいというシンプルさに加えて、
打点が高い役なので、非常に頼りになるでしょう!
タンヤオ
タンヤオの条件
2~8の数牌だけを使ってアガると、タンヤオになります。
面子は、同一牌の3枚組でも連続する3枚組でも構いません。
言い換えると、「1」「9」「字牌」を使わない役です。
タンヤオの翻数
門前時:1翻
副露時:1翻
条件が簡単なため、門前でも副露でもよく使う役です。
自分の手が配られた時に、この役をつけに行くかを毎回チェックしましょう!
前の章までに説明した「ポン」と「チー」を駆使すれば、
アガり率を上げることができるでしょう。
役牌(三元牌)
役牌(三元牌)の条件
「白」「發」「中」の面子を使ってアガると、役牌になります。
他の面子部分は、同一牌の3枚組でも連続する3枚組でも構いません。
役牌(三元牌)の翻数
門前時:1翻
副露時:1翻
トイトイやホンイツなどと一緒に出現しますが、
タンヤオとは一緒に出現することはありません。
役牌さえ3枚組にしてしまえば、
その他のメンツは何でも良く、自由度が高いです。
手牌に2枚組で役牌があれば、
積極的に「ポン」と鳴いて、アガりへ向かえます。
他にも役牌はあるんですが、
一先ずは、白發中の役牌を覚えましょう!
おわりに
リーチ、トイトイ、ホンイツ、チンイツ、タンヤオ、役牌を紹介しました。
トイトイは難易度が高いため好んでは使われませんが、
それ以外の役は、上級者も愛用する役です。
自分の牌が配られた際は、
まず、どの役でアガれそうかを考えてから、手を進めるようにしましょう!
さて、ここまで覚えたら、
ネット麻雀や友達とワイワイ遊ぶくらいはできます。
麻雀は、やりながら覚える部分も多くあるため、
気負わずに、どんどん遊びましょう!
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