これまで、実用的な麻雀役や偶発役、レア役について紹介してきました。
今回の記事では、ほとんど見かけることのない、
超レアな麻雀役について紹介します。
これまで紹介した麻雀役をマスターしてから、覚えましょう!
超レアな麻雀役
リャンペーコー
リャンペーコーの条件
自分が鳴いていない状態で、
全く同一の連続する3枚組を2セット含めてアガると、リャンペーコーです。
リャンペーコーの翻数
門前時:3翻
副露時:不成立
(門前:自分が鳴いていない状態、副露:自分が鳴いている状態)
イーペーコーで必要だった「全く同一の連続する3枚組」を
2セット作る役になります。
形としては、チートイツとも取れますが、
重複はせず、翻数の多いリャンペーコーが優先されます。
三色同刻(サンショクドウコウ)
三色同刻の条件
同一牌の3枚組を、全ての数字の牌で作ってアガると、三色同刻となります。
残りの1面子は、同一牌の3枚組でも連続する3枚組でも構いません。
三色同刻の翻数
門前時:2翻
副露時:2翻
会話の中で「三色」と言うと三色同順のことを言います。
三色同刻は珍しい役なので、会話に挙がることはないですね!
ホンロウトウ
ホンロウトウの条件
「1・9・字牌」のみでアガると、ホンロウトウとなります。
ホンロウトウの翻数
門前時:2翻
副露時:2翻
トイトイであったり、チートイツが必ず付くような役条件ですので、
アガった時は、4翻からのスタートとなります。
チンロウトウ
チンロウトウの条件
「1・9」のみでアガると、チンロウトウとなります。
前章で説明したホンロウトウとの相違点は、字牌を使っているかどうかです。
チンロウトウの翻数
門前時:役満!
副露時:役満!
使用できる牌が6種類しかないので、非常に難易度が高いですね。
字一色(ツーイーソー)
字一色の条件
「字牌」のみでアガると、字一色となります。
チートイツのアガり形でも成立します。
字一色の翻数
門前時:役満!
副露時:役満!
三元牌を使った大三元や、風牌を使った小四喜/大四喜と、
現実的に複合する可能性があります。
緑一色(リューイーソー)
緑一色の条件
ソーズの「23468」と「發」のいずれかだけでアガると、緑一色となります。
面子は、同一牌の3枚組でも連続する3枚組でも構いません。
緑一色の翻数
門前時:役満!
副露時:役満!
シンプルに綺麗な見た目ですね。
三槓子(サンカンツ)
三槓子の条件
自分で「カン」を3回してアガると、三槓子となります。
残りの1面子は、同一牌の3枚組でも連続する3枚組でも構いません。
「カン」については、自分で4枚集めて行う「暗カン」、
ポンした後に4枚目を持ってきて行う「加カン」、
3枚既に手の内にあり相手が捨てた4枚目で行う「大明カン」、
いずれでも大丈夫です!
三槓子の翻数
門前時:2翻
副露時:2翻
役満級にアガるのが難しい麻雀役です。
(それなのに、2翻しかないなんて…)
四槓子(スーカンツ)
四槓子の条件
自分で「カン」を4回してアガると、四槓子となります。
条件から、アガり形は、雀頭の単騎待ちになります。
「カン」については、暗カン、加カン、大明カン、
いずれでも大丈夫です!
四槓子の翻数
門前時:役満!
副露時:役満!
全ての麻雀役の中で、一番難易度の高い麻雀役です。
筆者は、生きている内にアガるのを諦めています。
九蓮宝燈(チューレンポウトウ)
九蓮宝燈の条件
自分が鳴いていない状態で、同一の種類の数字を使い、
「1112345678999」+いずれか1牌の形でアガると、九蓮宝燈となります。
九蓮宝燈の翻数
門前時:役満!
副露時:不成立
もし、「1112345678999」の手牌になった時は、
待ちが9種類という異常な待ちになります。
この状態でのアガりは、「純正九蓮宝燈」と呼ばれ、
W役満となるルールも存在します。
おわりに
今回は、ほとんど見かけない、超レアな役について紹介しました。
・リャンペーコー
・三色同刻(サンショクドウコウ)
・ホンロウトウ
・チンロウトウ
・字一色(ツーイーソー)
・緑一色(リューイーソー)
・三槓子(サンカンツ)
・四槓子(スーカンツ)
・九蓮宝燈(チューレンポウトウ)
この章までで、全ての麻雀役を紹介しました。
これで立派な雀士ですね!
このブログでは、麻雀が強くなる記事も書いています。
是非、参考にしてください!
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