Mリーグ2020シーズンで大活躍し、EX風林火山を優勝へと導いた、勝又健志プロ。
彼の著書「麻雀IQ220の選択」が、どのような内容なのか、気になる方は多いはずです。
今回は、そんな「麻雀IQ220の選択」の基本情報と内容について、解説していきます。
購入を検討されている方に、参考になる内容となっていますので、是非ご覧ください!
勝又健志プロについて
勝又健志(かつまたけんじ)プロは、「麻雀IQ220」や「天才軍師」のキャッチフレーズで親しまれる麻雀プロです。
日本プロ麻雀連盟の17期生としてプロとなり、最高峰のA1リーグでしのぎを削っています。
Mリーグにおいては「EX風林火山」に属しており、「ここぞ!」の場面で起用される頼れる存在です。
特に、Mリーグ2020のファイナルシリーズでの活躍は素晴らしく、7半荘の起用の内、5トップを簿ぎ取り、優勝に大きく貢献しました。
強者揃いのMリーグで、通算ポイントがプラスである、正にトッププロの雀士です!
▼詳細情報は、wikipediaへ!
(本章は、2022年5月に記載しています。)
書籍の基本情報
ここでは、ページ数や記載内容といった、書籍の基本情報を記載していきます。
本書の、サイズやボリューム感などの、参考にしてください。
基本情報
初版発行:2019年8月8日
ページ数:192ページ (目次等々全ページを含みます。)
おおよそのサイズ:13cm×19cm×1cm
(手のひらより少し大きな、小ぶりサイズです。)
発行所:竹書房
紙質:やや艶やか寄りな紙質で、一枚一枚がしっかりしています。安っぽさを感じません。
色:全ページ白黒です。
記載内容
Mリーグで勝又プロが遭遇したシーンを取り上げて、そのシーンでの思考や考え方について解説しています。
ここでは、シーンの例として、目次の内容を一部記載いたします。
・ドラ受け面子手? 七対子?
・七対子ど真ん中待ちリーチ?
・バラバラの配牌から何を切る?
・流局間際のねばり込み
・ふんわり暗刻にしていた牌が4枚になったら?
等々、全26議題
Amazonでは、目次ページを含めて試し読みができるため、より詳細に確認したい場合は、Amazonページからご確認ください。
「麻雀IQ220の選択」をレビュー!
感想
「言っていることは理解できるが、マネできる気がしない。」というのが、正直な感想です。
私のように、上級者になり切れない方は、同じ感想を抱くと思います。
ある程度セオリーを理解していると、そこから外れる勇気が出なくなります。
本書籍では、「即リーをしない」「ど真ん中の牌の単騎で待つ」といった、イレギュラーな場面が多く出てきます。
従って、「そういう選択があるのか!」と新しい扉を開いてくれる部分が必ずあるはずです。
「そこそこは強いんだけど、突き抜ける程の強さはない」という同志の方は、一度読んでみると面白いと思います。
セオリーだけの浅い麻雀では見えなかった、麻雀の奥深さに触れることができます。
私も何度か読み返して、一つでも多く、身に着けられるようにしたいですね。
対象の読者像
完全に、麻雀上級者向けの内容です。
相手の捨て牌から、相手の手の内を探るような内容が多々出てきます。
そのため、牌効率や麻雀セオリーを理解していないと、置いてけぼりを喰らうことになります。
逆に言うと、基礎雀力がある人が、更に上を目指すときには、役に立ちます。
自分の手と、相手の捨て牌をぼんやり評価して、後はセオリーに乗っかって戦っているのでは「ダメだな」と、気付かせてくれました。
「相手は何をしようとしているのか?」「自分の動きに、相手はどのように対応するのか?」
まだまだ、麻雀は考えることが多いようです。
注意点
初~中級者が読むと、麻雀がブレてしまう可能性があります。
記載されている内容が、一般的なことを述べているのか、特殊な状況のみに当てはまることを述べているのかを理解できないと、弱くなってしまうこともあるかもしれません。
また、そもそも、読みによって打牌選択をするのは、大前提のセオリーを理解していないと出来ませんしね。
自分が上級者ではないと思うのであれば、まずは、以下のようなセオリーを学べる書籍を強くおすすめします!
おわりに
ここまで、勝又プロの著書「麻雀IQ220の選択」について解説してきました。
何度も述べてきたように、上級者向けの書籍となっています。
「そこそこは強いんだけど、突き抜ける程の強さはない」
「セオリーに乗っかって戦っているだけ」
そういった方に、インパクトが大きい著書だったと思います。
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