麻雀の鳴きのデメリットを5つ解説!

麻雀における「鳴き」とは、相手が捨てた牌を貰い、自分の手を進めることです。

自分の手を進める強力なメリットがあるため、ついつい乱用してしまいます。

 

メリットがある一方で、デメリットもあります。

今回は、デメリットに焦点をあてることで、鳴く際の比較材料を提供します!

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①打点が下がる

鳴くと使えない役、鳴くと翻が下がる役があるため、通常、鳴くと打点は下がります。

特に、鳴かなかったテンパイでのみ使える「リーチ」は、一発、裏ドラも期待できるため、鳴きの打点減少に大きく影響しています。

 

ただし、鳴かなかった場合に比べて、アガり率が大きく上がる鳴きであれば、期待値の考え的にはデメリットになりません。

(もちろん、必要な打点条件などがない前提です。)

アガり易さ(スピード)と打点のどちらを取るのが有利か、よく考えましょう。

 

麻雀の役については、以下の記事に記載があります。

鳴いても役がつくかどうか、分かりやすいです。

②手牌が少なくなる

鳴いた際に、自分の手牌から牌を晒すため、必然的に、手牌が少なくなります。

手牌が少ないときに、他からリーチが入り、安牌に困ることはよくありますね。

 

また、メンツの候補がそろう前に鳴くと、手牌が少なく、浮き牌を持ちづらくなります。

序盤から鳴きを乱用すると、攻守共に難があるので、メンツ候補がそろう前に鳴き散らかすのは、避けるのが無難でしょう。

③手組が制限される

鳴いて手牌を晒すと、役の選択肢が少なくなります。

例えば、タンヤオかホンイツかで迷う手で、オタ風(画像の西)を鳴くと、タンヤオは否定され、手牌に不要牌が沢山生まれます。

また、ツモってくる牌の不要牌も多くなります。

画像の手でホンイツする場合、マンズとソーズのツモは全て不要牌となり、なかなか手が進まない状況になります。

 

リーチ可否の判断含め、ある程度、役の方針が決まった段階で鳴き始めるようにしましょう。

④ツモができない

特に、チーをする時に考えなくてはいけないことに、「ツモができない」ことがあります。

自身のツモ番は、有効牌を得るチャンスです。

この、鳴き以外で手を進める唯一のチャンスを失ってまで鳴くべきかは考える必要があります。

例えば、画像のように愚形部分と良形部分がある時、58pや25sを序盤からチーしている場合は、自身のツモ番の価値を意識すべきでしょう。

⑤鳴いたメンツが公開される

他のプレイヤーから牌を鳴いた場合、鳴きでできたメンツは公開されます。

ドラポンなどで圧をかけて、相手を降ろすなどメリットになることもあります。

 

ただし、公開されたメンツから、対応されるというのはデメリットも大きいです。

・ポンしたことで、残り枚数が少ないと気づかれ、ターツを別のターツに切り替えられる。

・ドラを沢山晒したことで、直撃したい相手に、完全に降りられる。

・ホンイツを目指したが、公開した牌で気づかれて、他のプレイヤーが有効牌を切ってくれなくなった。

などなど。公開したメンツには沢山の情報があります。

公開したメンツが、相手からどう見られるのか、鳴く際に、一考の価値はあるでしょう。

まとめ

今回は、鳴きについて、デメリットを述べました。

①打点が下がる

②手牌が少なくなる

③手組が制限される

④ツモができない

⑤鳴いたメンツが公開される

 

麻雀の鳴きは、かなり強力です。

そのために、乱用してしまうことがあるため、私自身、反省の意を込めて書きました。

今回述べたデメリットを理解した上で、本当に鳴くべきか判断していきましょう。

 

それでは、最後までありがとうございました!

牌画は、天鳳より利用させていただきました。

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指南

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