複合形は、牌効率の応用編として重要です。
そこで今回は、実戦でよく見かける複合形をご紹介します!
ただし、これまでの解説で、牌効率の基礎的な部分の説明を終えています。
実戦や強い人の対局動画を見る事でも覚えていける内容だと思いますので、
そちらが好きな人は、流し見でも良いかもしれませんね。
複合形とは
通常、端っこを除く孤立牌には、5種類の受け入れがあります。
複合形は、牌同士が繋がることで、通常の受け入れ以上の働きをする形を言います。
1+1が2ではなく、3以上になるようなイメージですね。
ここでは、かなり重要な、メンツ+1枚の計4枚の頻出形について解説していきます!
頻出の複合形
4連続形
数牌が4つ並んだ形です。
ジャントウ(トイツ)形成能力、ターツ形成能力、いずれも優れています。
4mと7mのどちらも浮いている牌として扱えるため、
上記の例では、1m以外は全て有効牌となります。
孤立した「4」や「7」より、圧倒的に強いことが分かりますね!
ただし、端っこによると、上記の4連続形より、使い勝手が悪くなります。
それでも、ジャントウ(トイツ)形成能力は健在なので、孤立したの「4」よりは優秀ですね。
亜両面
画像の例のように、ジャントウ(5m)とリャンメン(3mと4m)が並んでいる形です。
リャンメン形ではあるものの、手中で受け入れ牌を2枚使っているため、
最終の待ちになると、ちょっと物足りなく感じます。
しかし、孤立した「5」より、亜両面形の「5」の方が、ジャントウ(トイツ)形成能力と
イーペーコーによる打点力の面で優秀です。
通常の5mへのくっつきである、34567mに加え、2mまで受け入れになるため、優先して残しましょう!
中ぶくれ
メンツの真ん中に、同じ牌が重なっている形です。
リャンメンターツを作る能力に優れています。
孤立した「3」であれば、リャンメンになる受け入れは「2」と「4」だけです。
一方、画像の中ぶくれ形の3mであれば、1245mで、メンツ+リャンメンが完成します。
場合によっては、イーペーコーも狙えるため、打点面にも期待できます。
ただし、既に同一牌(3m)を使用していることから、ジャントウ(トイツ)形成能力は低いです。
アンコ+1
アンコのそばに、牌が1枚ある形です。
この形は、1メンツ1ジャントウを作る力が優れています。
画像のマンズの場合は124m、ピンズの場合は78pで、1メンツ1ジャントウになります。
注意点として、新たなメンツを形成して、2メンツになるのは得意ではない形です。
(特に画像のマンズのように、アンコの外側に牌がある場合。)
これは、新たなメンツ形成に必要な牌を、手中で3枚使っているためです。
まとめ
今回は、特によく見かける、重要な複合形を紹介しました。
それぞれの形で、得意不得意があることが分かったと思いますので、
欲しいブロックに合わせて、使い分けていきましょう!
次回、終章です!
▼牌効率のまとめ
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