相手の手出しツモ切りを覚えていられる程、麻雀の情報は少なくありません。
私自身も、ほとんど手出しツモ切りを見てはいませんが、大事な場面だけは見るようにしています。
そんな大事な場面の1つが、ターツ落としです。
今回は、そんなターツ落としに関する、お話になります。
ターツ落としの場面
対面が4m、3mを捨ててリーチをかけています局面です。
4mが手出しだったのか、ツモ切りだったのかは、正直なところ確認していませんでした。
しかし、次巡に3mを切った際は、それは手出しであることを確認しました。
手に3mがあったのに、前巡に4mを切っているため、25m待ちのリャンメンを作らなかったことになります。
ターツ落としをした時に、25m待ちは特段悪い状況ではないため、このリーチの待ちは、25m待ちより優秀な待ちである可能性が高くなります。
ターツ落としの情報活用
対面のリーチ後に、上家が急所の7mを切ったため、それをチーしました。
対面のリーチは、25m待ちより優秀な待ちである可能性が高いため、待ちとして微妙な36pスジの3pは、比較的切り易い牌になります。
なので、チーせずに中スジの6mで降りるような局面ではないでしょう。
同じ理由で7pも通しやすいですね。
よく見かけるターツ落としの選択理由は、「ドラを使うターツを残すため」か、「より端っこにかかる待ちを残すため」かのどちらかです。
ですが、三色などの手役の存在と多面待ちの可能性があり、絶対に通るわけではないことは、留意しておきましょう。
その他、リャンメンを捨てたことより愚形待ちはほぼないことになります。
手役があっても良形を優先する人がほとんどなので、スジの牌はかなり通しやすいです。
スジになった牌は、バシバシ切ってアガりを目指しましょう!
ターツ落としの結末
対面のリーチの待ちは、58sとなっていました。
ドラが5sだったので、打点面で優先した待ちだったことになりますね。
「ドラを使うターツを残すため」か、「より端っこにかかる待ちを残すため」かのどちらかの理由でターツを優先する事がほとんどなので、今回も一般的なターツ落としでした。
まとめ
私自身、手出しツモ切りはほとんど見ていませんが、ターツ落としがあった時は見るようにしています。
ターツ落としがあった時は、その受けよりも優秀な待ちになる可能性が高いため、少なからず有用な情報になります。
普段手出しツモ切りを見ていない人も、ターツ落としがあった時だけは、チェックするようにしましょう!
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