テンパイ即リーを勘違いしていては麻雀で勝てない

テンパイ即リーは、一流プレイヤーを除いておすすめ出来る基本戦術だ。

ただ、この戦術には、勘違いしてはいけない注意点がある。

テンパイ即リーの戦術で、なかなか勝てない人は、今回の話を基に振り返っていただきたい。

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麻雀の基本はテンパイ即リー

麻雀は、スピードと打点を競うゲームである。

先制でリーチを打てると、他のプレイヤーの自由を奪い、アガりまでのスピードを奪うことが出来る。

加えて、リーチをすることで打点は容易に上昇する。

 

このような強力な宣言である「リーチ」を積極的に使う戦術が、テンパイ即リーだ。

テンパイ即リーを基本として、手変わりやダマの局面を探すというスタンスが、麻雀の正しい姿勢と言えそうだ。

テンパイ即リーの注意点

麻雀の基本とも言えるテンパイ即リーだが、注意しなければいけないことがある。

それは、「即リーチ出来るように手を組むこと」である。

次の局面をみてみよう。

リーチを狙った手だが、2pが2枚切られてしまった場面。

これを無視して、2p受けを持ち続けるのは、テンパイ即リーの戦術に合わない選択だ。

目に見えて2pは残り2枚しかないため、テンパイまで埋まらない可能性が高い。

すなわち、最終的な待ちも2pとなりやすい。

それでは「リーチ」とは行きづらいため、ここは2pの受けを捨てる選択をしたい。

テンパイした後に待ちが変わるのを待つのではなく、テンパイするまでに良い待ちを作り上げて、即リーチをするのである。

 

【余談】
この局面なら、2sを残すことで、1s受けが2枚増え、余剰牌も持つことが出来る。
14sはフリテンだが、6枚受けで、テンパイまでに埋まる可能性は低くない。
余剰牌を持てる分、2p受けよりは残したく思う。
また、強気に勝負する局面・巡目ではないため、ここでは打3pを推したい。

おわりに

麻雀は、手が進むにつれて、変化の可能性が減っていく。

テンパイしてしまった後では、手変わりを待って、かつ、アガるより、そのままの手でアガってしまう方が楽である。

テンパイ時には、変化の可能性が最小になる。

そのテンパイ時に変化を待たなくて良いよう、柔軟に手を進めて貰いたい。

「テンパイ即リー」は、一直線にテンパイを目指して、何でもかんでもリーチすることを目的にした戦術ではない。

テンパイしたら愚形でも積極的にリーチはするのだが、そもそもテンパイした時に自信が持てる待ちになるような進行を目指そう。

 

▼テンパイ即リーには牌効率が重要です

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考え方

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