麻雀対局をしていると、リーチをせずに、ダマを選択するプレイヤーをよく見かける。
リーチにはメリットがある反面、デメリットも存在する。そのため、使い分けが必要である。
ただし、大抵の場合はリーチが得である。
今回は、そんなリーチについて考えたいと思う。
ついついダマにしてしまう人は、今回の話を参考にしてもらいたい。
打点上昇は容易である
麻雀は期待値のゲームである。
その期待値は、打点×アガり率で計算できる。
考えれば分かるとおり、アガり率を上げるより、打点を上げる方が容易だ。
ダマにしたからと言って、アガり率が2倍、3倍となることは稀だが、リーチをすれば、打点は平気で、2倍、3倍になり得る。
アガり率は極端には下がらない
リーチをすることで、ロンできる確率は下がるが、他家が降りるため、ツモできる確率は上がる。
つまり、トータルアガり率は極端には下がらない。
(もちろん、待ち牌にもよるが)
これまでの話からも分かるように、高い期待値(打点×アガり率)を求める麻雀では、テンパイ即リーが基本と考えるべきである。
ダマには明確な理由が必要である
テンパイ即リーが麻雀の基本なので、リーチをすることに理由は必要ない。
一方で、ダマを選択する場合は、選択するための明確な理由が必要である。
・手替わりが豊富
・打点が十分
・振り込みが許されない
などなど、ダマの理由は今後学ぶとして、今、自分の手をダマにする理由は説明できるだろうか。
リーチを基本として、明確な理由があればダマにする。この順番が逆になってはいけない。
おわりに
ここまでお話ししたとおり、ダマを選択する場合は明確な理由が必要である。
つまり、ダマは上級者向けの選択だ。
麻雀に自信がなく、ダマにする理由が思い付かないのなら、積極的にリーチするようにしてほしい。
▼慣れてきたら読んでほしい!
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