副露(フーロ)に対する押し引きを解説!【放銃率を適正値へ】

適正な放銃率にするためには、適切な副露(フーロ)への押し引きが重要です。

鳴きをケアしてばかりでは、放銃率を下げることができても、
自分の大事なアガりを逃してしまいます。

これでは、麻雀で勝つことはできません。

 

基本的には、高打点の副露以外は無視する場面が多いです。

鳴きをケアしすぎてしまう人は、参考にしてください!

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副露は基本的に無視する

他のプレイヤーの鳴きについては、
特殊な状況を除き、ほとんど無視して構いません。

従って、その特殊な状況を学ぶ事は重要です。

 

多くの初心者の方は、状況を完全に無視して、
自分のアガりしか見ていません。

一方で、中級者の方には、
必要以上にケアをして、降りてしまう方がいます。

 

前者の場合は、放銃率が異常に高くなり、
後者の場合は、放銃率が異常に低くなります。

鳴きをケアするかどうかのバランスは難しいですが、
特殊な状況でなければ、自分のアガりを目指しましょう。

次の章では、その特殊な状況について説明します。

鳴きのケアをする状況

副露をケアする前提として、自分の手が、
打点がなく、形が悪い状況で、相手のケアをすることになります。

自分の手が、打点があり、形も良いという「勝負手」であれば、
副露を無視して、アガりへ向かいましょう!

その前提で、次のような局面では、特にケアが必要です。

ドラが複数枚使われている時

ドラが複数枚使われている鳴きに対しては、ケアが必要です。

具体的な場面を見てみましょう。

 

下家が、ドラの役牌をポンしている状況です。

自分の手が打点もなく、形も悪いので、下家をケアする場面です。

 

筆者の場合は、上家が切った5pのスジの2pで様子見のケアをしました。

出来れば下家に鳴かれたくもないのですが、下家の現物がないため、
せめて放銃率の低い、スジの牌を切りました。

染め手の気配で牌が余った時

染め手で染め色の牌が余った際は、副露ケアが必要です。

具体的な場面を見てみましょう。

 

対面がマンズの染め手をしており、染め色の牌が余りました。

このような状況であれば、自分がテンパイしていない限りは、
降りる選択が良いでしょう。

自分のアガりが十分にあり得て、染め色の牌が余る前であれば、
自分のアガりを目指して進めましょう。

 

筆者の場合は、8p、4pを引いた時点でやや降り気味に動いていました。
(上家、下家のケア)

ここで1mを引いてきたので、ソーズを切って完全に降りです。

マンズを切ってアガる未来はありません。

自分のスピードが追い付かない時

アガりスピードが全く追い付いていない状況の場合は、副露ケアが必要です。

具体的な場面を見てみましょう。

 

上家のプレイヤーが6巡目に「東」を加カンしています。

カンは、アガれる見込みがある時にするものなので、
そこそこのスピードがあると思われます。

 

そこから数巡、自分の手は進まずに3シャンテンです。

このように、相手が早そうな仕掛けをしている時に、
自分の手がアガりまで遠い場合は、降りる選択肢が出てきます。

早そうな仕掛けは、以下のような鳴きになります。

・カンしている
・リャンメンをチーしている
(赤ドラをチーした場合は、そこまで気にしない。)

 

筆者の場合は、8mを切って降りとしました。

下家の7pがロンされなかったので、7p切りの方が良かったですね。

トップ目こそ慎重に放銃回避したいところです。

まとめ

適正な放銃率にするためには、適切な副露への押し引きが重要です。

ほとんどの鳴きは無視しますが、自分の手が、
打点がなく、形が悪い状況で、以下の状況なら副露のケアが必要です。

・ドラが複数枚使われている時
・染め手の気配で牌が余った時
・自分のスピードが追い付かない時

放銃率が異常に高い人と低い人は、是非、参考にしてください!

 

▼放銃率のまとめ

▼リーチへの押し引き

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指南

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