麻雀の手変わりで厄介なのが、瞬間の手変わり以外にも、もう一手先の手変わりがあることです。
これを見落としがちになるのは、「あるある」だとは思いますが、わざわざ可能性を否定するメリットはありません。
今回はそんな、「もう一手先の手変わり」について説明します。
解決につながる明確な回答かは不安ですが、参考になる内容だと思います。
もう一手先の手変わり
まずは、実例から紹介します。
鳴いてテンパイをしており、7pを持ってきた状況です。
この7pだけでは何も得をしないのですが、この後、特定の牌を持ってきた場合に得をする牌です。
それは、58pです。(赤はズルい…)
58pを持ってくると、高め三色の手になるため、前巡の7pは残さなければなりません。
局の終盤で、他のプレイヤーにテンパイ気配があれば別ですが、先程の局面では、4pの一手です。
私自身、鳴いてテンパイしていると、このような2回の手変わりを見落としてしまう節があります。
既にテンパイしていると、2回の手変わりの成就する確率がかなり低いため、それを軽視してきた結果なのだと思いますが、あえて可能性を消す必要はありませんね。
見逃しが多い理由
一手先の手変わり牌(58p)を持ってきても、前巡までに対応してなければ、ただの不要牌にしか見えず、反省できません。
そのため、見逃さない力は、意識していなければ、初心者の頃から変わらないのです。
このように、成長し辛い能力であるため、よく見逃しがよく起きてしまいます。
気付く人は対応するけど、気付かない人は一生気付かない。
これって、かなり怖いですね。
強者になるためには、意識改革が必要に感じます。
我々にできること
確信には至っていませんが、一案として考えていることがあります。
それは、手変わりがないと判断している段階では、牌同士をくっつける方向に切っていくことです。
画像で説明した手牌は、三色の「打点アップ」という見つけやすい部分ですが、その他にも、見つけにくい「良形への変化」があります。
牌同士が離れていたら、どちらも見つけやすい(変化の程度が知れている)のですが、牌同士がつながると、途端にバリエーションが増します。
その分、手変わりの可能性も広がりますので、牌の危険度と相手の進み具合には留意しつつ、可能な範囲で牌同士を近づけていくことが、有効と考えています。
まとめ
今回は、もう一手先の手変わりについて、説明しました。
気付ける強者だけが対応し、気付けなかった人は気付かないまま一生を終えるといる、麻雀の少し怖い部分を垣間見ました。
私自身、2回の手変わりを認識するのはかなり苦手なのですが、Mリーグの解説を聞いてハッとしてからは、留意するようにしています。
きっと、こういう少しの積み重ねが、強者になるためには必要なんだと思います。
これからも頑張っていきましょう!
最後までありがとうございました!
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