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適正な放銃率にするためには、適切な副露(フーロ)への押し引きが重要です。
鳴きをケアしてばかりでは、放銃率を下げることができても、
自分の大事なアガりを逃してしまいます。
これでは、麻雀で勝つことはできません。
基本的には、高打点の副露以外は無視する場面が多いです。
鳴きをケアしすぎてしまう人は、参考にしてください!
副露は基本的に無視する
他のプレイヤーの鳴きについては、
特殊な状況を除き、ほとんど無視して構いません。
従って、その特殊な状況を学ぶ事は重要です。
多くの初心者の方は、状況を完全に無視して、
自分のアガりしか見ていません。
一方で、中級者の方には、
必要以上にケアをして、降りてしまう方がいます。
前者の場合は、放銃率が異常に高くなり、
後者の場合は、放銃率が異常に低くなります。
鳴きをケアするかどうかのバランスは難しいですが、
特殊な状況でなければ、自分のアガりを目指しましょう。
次の章では、その特殊な状況について説明します。
鳴きのケアをする状況
副露をケアする前提として、自分の手が、
打点がなく、形が悪い状況で、相手のケアをすることになります。
自分の手が、打点があり、形も良いという「勝負手」であれば、
副露を無視して、アガりへ向かいましょう!
その前提で、次のような局面では、特にケアが必要です。
ドラが複数枚使われている時
ドラが複数枚使われている鳴きに対しては、ケアが必要です。
具体的な場面を見てみましょう。
![](https://kaeruking.com/wp-content/uploads/2022/08/Screenshot_20220813-205837_-.jpg)
下家が、ドラの役牌をポンしている状況です。
自分の手が打点もなく、形も悪いので、下家をケアする場面です。
筆者の場合は、上家が切った5pのスジの2pで様子見のケアをしました。
出来れば下家に鳴かれたくもないのですが、下家の現物がないため、
せめて放銃率の低い、スジの牌を切りました。
染め手の気配で牌が余った時
染め手で染め色の牌が余った際は、副露ケアが必要です。
具体的な場面を見てみましょう。
![](https://kaeruking.com/wp-content/uploads/2022/08/Screenshot_20220813-210144_-.jpg)
対面がマンズの染め手をしており、染め色の牌が余りました。
このような状況であれば、自分がテンパイしていない限りは、
降りる選択が良いでしょう。
自分のアガりが十分にあり得て、染め色の牌が余る前であれば、
自分のアガりを目指して進めましょう。
筆者の場合は、8p、4pを引いた時点でやや降り気味に動いていました。
(上家、下家のケア)
ここで1mを引いてきたので、ソーズを切って完全に降りです。
マンズを切ってアガる未来はありません。
自分のスピードが追い付かない時
アガりスピードが全く追い付いていない状況の場合は、副露ケアが必要です。
具体的な場面を見てみましょう。
![](https://kaeruking.com/wp-content/uploads/2022/08/Screenshot_20220813-212657_-.jpg)
上家のプレイヤーが6巡目に「東」を加カンしています。
カンは、アガれる見込みがある時にするものなので、
そこそこのスピードがあると思われます。
![](https://kaeruking.com/wp-content/uploads/2022/08/Screenshot_20220813-211120_-.jpg)
そこから数巡、自分の手は進まずに3シャンテンです。
このように、相手が早そうな仕掛けをしている時に、
自分の手がアガりまで遠い場合は、降りる選択肢が出てきます。
早そうな仕掛けは、以下のような鳴きになります。
・カンしている
・リャンメンをチーしている
(赤ドラをチーした場合は、そこまで気にしない。)
筆者の場合は、8mを切って降りとしました。
下家の7pがロンされなかったので、7p切りの方が良かったですね。
トップ目こそ慎重に放銃回避したいところです。
まとめ
適正な放銃率にするためには、適切な副露への押し引きが重要です。
ほとんどの鳴きは無視しますが、自分の手が、
打点がなく、形が悪い状況で、以下の状況なら副露のケアが必要です。
・ドラが複数枚使われている時
・染め手の気配で牌が余った時
・自分のスピードが追い付かない時
放銃率が異常に高い人と低い人は、是非、参考にしてください!
▼放銃率のまとめ
▼リーチへの押し引き
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